NPO法人子ども研究所

NPO法人子ども研究所の活動報告です

第5回セミナー「特別な配慮を必要とする子ども」(2022.07.17)

時間が空いての活動報告となってしまいました。

コロナウイルスの影響により活動の制限が多く、

本研究所もこれまで当たり前に出来ていたことができなくなり、

もどかしい日々を送っておりました。

 

少しずつ社会情勢も変化し、活動できることも増えてきました。

先日、感染予防対策には十分留意し、

第5回のセミナーを開催することができました。

 

今回のテーマは

「特別な配慮を必要とする子ども」

です。

 

 

 

午前中は、

東京学芸大学目白大学 名誉教授の

福島脩美先生による、

「保育のためのカウンセリング入門」

の講演でした。

 

 

「カウンセリング」という、

少し難しそうな、固そうな題材でしたが、

福島先生の、おもしろくかつわかりやすいお話で、

聴講者は引き込まれていきました。

 

「保育」と「カウンセリング」は似ていること、

”連れ添い”の関係であること等を、丁寧にお話ししてくださり、

研究所員をはじめとしたセミナー参加者は、大変勉強になりました。

 

 

 

午後からは、

「特別な配慮を必要とする子ども」

をテーマに、

4名の先生をお迎えして、シンポジウムを行いました。

 

 

 

 

幼稚園・小学校・中学校・児童発達支援施設の、

それぞれの現場のお話しを頂きました。

 

それぞれの、起こった出来事に対応している先生方のお話しや、

どのように子どもと向き合っているかのお話しを聞かせていただきました。

 

 

また、どのように保護者や周りの子どもにも援助していけば良いか、

といった会場からの質問もあり、

多くの意見交換ができ、大変ためになるシンポジウムとなりました。

 

 

このような状況下であり、

また皆様お忙しい中でもありながら、

約90名と、大変多くの参加者に集まっていただき、

感謝しております。

 

コロナ禍でも、保育・教育・子育てがなくなることはありません。

そんな中でも、様々な場面で活かされるような、

勉強ができたのではないかなと思っております。

 

(橋本)