第3回夏季セミナー(2019.7.27)
NPO法人 子どもの生活科学研究会主催の、セミナーが行われました。
今年で、3回目になります。
今回は、逗子文化プラザ市民交流センターをお借りして、逗子市教育委員会と一藝社の後援の基、開催することができました。
今回のセミナーは、
「手先の不器用な子どもへの保育や家庭での工夫~発達が気になる子に対する援助も含めて~」
というテーマで、東京経営短期大学の尾崎先生の講演、
そして、
「子ども
の手先の器用・不器用を考える」
というテーマで、シンポジウム
を行いました。
尾崎先生の講演では、子どもの手先の器用さについて、
それは、現代の子どもの問題としての不器用さなのか、
あるいは、生得的な不器用さなのか、
など、子どもの発達に沿って考え、
子どもの実態などを交えながら、具体的にお話してくださいました。
大変わかりやすく、研究会員をはじめ、今回のセミナーに参加された方々は、とても勉強になりました。
また、シンポジウムでは、
子どもに携わる現場で働く、4人の先生をシンポジストとして、
子どもの実態を、手に関わる関わることを中心にお話してくださいました。
幼稚園・発達支援センター・ことばの教室・小学校と、
様々な現場の実情を教えてくださいました。
いづれの現場でも、現代の子どもは不器用になってきているという現状と、
いかにして、子どもが手を使う経験をできるようにするかという工夫をされていることを、教えてくださいました。
シンポジストの方々のお話が終わった後も、
現場で活躍される先生方から、感想や質問をいただくなど、
多くの意見交換をすることができ、どれも、とてもためになるお話ばかりでした。
現場での子どもの様子を、とてもリアルに、そして具体的に詳しく話してくださり、
わかりやすく、学びの多いセミナーとなりました。
多くの方々にご参加いただき、大変感謝しております。
非常に充実した時間を、皆様で過ごすことができました。
(橋本樹)